2015年3月号
● DIV社、10~16トン大型フォークリフトの製造を開始
● Hoist社、新型モデルを発表
● 整合規格の策定に向けINGRESSを共同設立
● ドイツKIONグループと三菱重工が最大1000億円でユニキャリア買収を協議
■ DIV社、10~16トン大型フォークリフトの製造を開始
Doosan Industrial Vehicle(DIV)社は、新型モデル7シリーズの10~16トン大型フォークリフトの製造を開始した。同シリーズはすべて「G2エンジン」を搭載。大型モデルは、重工業、鉱業、建設業などの業界からの要望に応えるもの。
■ Hoist社、新型モデルを発表
Hoist Lifttruck社は、フォークリフトフレームが伸縮するカウンターバランス式フォークリフトトラック、新型FRシリーズを発表した。フレームの伸縮により多機能性を持たせ、荷重7トンから11トンまで対応可能。さらに総重量の軽量化も実現し、移動やクレーンでの積み下ろしも容易だという。
■ 整合規格の策定に向けINGRESSを共同設立
欧州物流機械連盟(FEM)は15の業界団体と協力し、欧州標準化戦略のための業界団体「INGRESS(Industry Group on European Standardization Strategy)」を共同で設立した。EU規則(No. 1025/2012)で定められている標準化政策分野において業界共通の利益を増進することを目的としている。
■ドイツKIONグループと三菱重工が最大1000億円でユニキャリア買収を協議
KIONグループは、2006年に設立された持ち株会社で、傘下にはフォークリフトメーカーのリンデ・マテリアル・ハンドリングなどがある。同社は、アジアを有望な成長市場とみており、買収は成長戦略の一環だとしている。