2024年6月号
● Maritime Transport社、Kalmarリーチスタッカ8台を発注
● Hyster-Yale社が新しい会社ロゴを発表
● Toyota、電気式フォークリフト工場に1億ドル投資
● OSHA、テレハンドラー死亡事故で建設業者と和解
■ Maritime Transport社、Kalmarリーチスタッカ8台を発注
Maritime Transportは、英国に本社を置く統合型道路/鉄道貨物物流サービス企業。
「現在使用中のKalmar社リーチスタッカは燃費と経費削減に優れ、信頼性が高い」とTom Glenn、同社プラントマネージャは絶賛する。平均で、時間当たり5リットルの燃費節約を達成するという。Maritime Transport社は、2001年設立、8つの鉄道貨物ターミナルを含めて41の拠点で従業員数は3000人。
https://www.forkliftaction.com/news/maritime-transport-orders-8-kalmar-reachstackers.aspx?n=29239
■ Hyster-Yale社が新しい会社ロゴを発表
新ロゴは、ブランドポートフォリオを介して同社アイデンティティの統一と顧客重視の姿勢を強化し、最適ソリューションと優れた顧客サービスを提供するという同社の決意を履行する上での統一感を創造するものとなる。今回のブランド再編には、Hyster-Yale Materials Handlingの新規ロゴもふくまれる。これは、優れたサービスの提供と顧客満足への対応としての同社の姿勢を視覚的に表現している。
https://www.forkliftaction.com/news/hyster-yale-rolls-out-new-corporate-logo.aspx?n=29221
■ Toyota、電気式フォークリフト工場に1億ドル投資
Toyota Material Handling社は、インディアナ州におよそ1億USドルをかけて電気式フォークリフト製造工場を新設する。新工場の完成時期は2026年半ばの予定。同州コロンバスに新規工場が完成すると、トヨタの製造施設規模は1990年に開設した現工場(26,000平方メートル)の6倍以上となる。電気式フォークは、北米フォークリフト市場の65%を占め、荷役業界における電動化の波は今後も大きくなると予想されている。今回の投資は、同社のこれまで最大投資の一つであり、Toyota Industries Corporationの北米市場に対する並々ならぬ決意を表す。Toyotaは今回の増設が85人の新規雇用を生み出すとしている
https://www.forkliftaction.com/news/toyota-invests-100-million-in-electric-forklift-factory.aspx?n=29213
■ OSHA、テレハンドラー死亡事故で建設業者と和解
米国労働安全衛生庁(Occupational Safety and Health Administration; OSHA)は、2023年10月ニュージャージ州で発生した転落死亡事故について同州建設業者と和解。事故は、39歳の労働者が、資材荷下ろし中に高所足場に足を乗せた際、5階から転落したものである。Granite and Marble Services社は、法律が定めた墜落保護措置の設置を怠たり、テレハンドラーメーカーからの事前の書面による許可なく作業足場を使用したという。是正勧告を受領後、同社はOSHA地域局長との非公式会談を要請し、同庁と和解に至った。
https://www.forkliftaction.com/news/osha-reaches-settlement-over-telehandler-fatality.aspx?n=29219